オファー
と、言っても、仕事ではないです。研究です。
今セメスターの目玉の「Health Impact of Global Environmental Change」の授業の後でした。
教授は、
ジョナサン。Medical Doctorでもある彼はIPCC報告書(国連の組織で温暖化について報告書を出しているところ)のリードオーサー。アメリカでは, MBA(経営学修士), MPP(公共政策修士)と並んで三大Professional DegreeのひとつであるMPH公衆衛生分野で、あのハーバードを差し置いて
アメリカのトップに君臨しているJohns Hopkins大学から、引き抜かれてマディソンへ。ノーベル平和賞も共同執筆者ということでもらったらしい。そして、ちょくちょく
Time誌やらで論争やっています。
そんな彼に、授業が終わって、夏の予定は報告に行ったときです。
マサ「先生、夏のインターンどこか紹介してもらえないかとお願いしていたかと思うんですが、
フィリピンのここでインターンすることになりそうです」
ジョナサン「おー、決まったんかー。よかったじゃん。僕も、マニラのWHOには知り合いがいるから紹介するよ」
Masah「ありがとうございます!」
と、ここまでは院における一般的な会話。
しかし!!!
彼は、続けます。
ジョナサン「マサはPhDだっけ?」
masah「はいそうです」
ジョナサン「マサは夏終わったらこっちにいつ帰って来るの?」
masahの心の中、「なんで先生そんなこと聞くのかな?仕事くれるのかな?」
masah「いや、マニラの後東京でもインターンをやる予定なので、帰ってくるのは9月になりそうです」
ジョナサン「そうかー。」
残念そうに言うジョナサン、と勝手に想像するmasah
masahの心の中、「先生は何を言いたかったのだろう・・・」
そんな思いを張り巡らすmasahのそばで、
ジョナサンは言いました。
「
コミティーに入ってほしかったらいつでも言ってね」
「どぉーーーーーーーーー」なぜこれが大文字で「どぉー」の発言なのか?
解説しよう。
コミティとは、博士論文を指導して、審査する教授の集まり。通常4、5名で構成される。しかし、これに誰を入れるかで多くのPhD生達は迷う。まず、通常は学生が「入ってください」とお願いしなくちゃいけないことが多い。さらに、就職のことも考えて有望な力の強い先生を入れておいたほうがいい。まー、要するにPhD生活のコアなわけだ。さらに、うちのプログラムは専属の教授がいないために、先輩方はコミティに入ってくれる教授探しに、相当苦労している。
そう、
今masahを悩ましているのはあまりに低い成績ですが、おそらく次に悩ますのは、誰にコミティに入ってもらうか、ということ。
そんな、背景がある中で、この言葉!!!
masah「ほんとですが、ありがとうございます!!!超光栄です!!!」
と、言いたかったところだが、うれしさを素直に出せない日本人、控え目に
masah「そしたら、多分お願いすると「思います」」。
なんて答えだ・・・。
何が、「多分」だ。何が「思います」だ
思いますどころか、絶対お願いするよ。
アメリカ人並みに
、「Really? Fantastic!!!!!!!!!!!!!!I am very honored!!!」位言えばよかった。その辺いえないあたり、日本人ですね。
でも、今セメがんばったかいがあって何よりもうれしい言葉でした。
と、
ハッピーエンドの日記になるところでしたが、
興奮冷めやんだ3時間後によく考えると、ジョナサンは俺の論文やプレゼンを見たことがないので、思いつきで言った可能性が高いことが判明・・・。
冷静になりました笑。