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masah

Author:masah
ウィスコンシン大学マディソン校所属。

Motto is "Think locally, Act Globally. Truth is just beside me, not in the world."

「真実は個性の数だけ存在する」

専門商社勤務の際に開発の問題を垣間見て、広島大学大学院国際協力研究科(国際政治学)へ。その後、アジア経済研究所開発スクール(開発学)を経て現在に至る。

以上の経験から、政策・制度という枠組みで、経済学・政治学・法学全てできたら理想と思っている。

なんて理想を掲げ、経済学の素養を身に付けるぞ、と乗り込んだはいいが、文学部卒の門外漢が通用するはずもなく、11月15日現在、凹み気味。

アマゾンに寄稿した書評リスト(本ブログと重複あり)

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DATE: CATEGORY:Global Health
昨日の日記の続きです。(インドの大気汚染がもたらす健康被害Part 1

この授業のレポートは、絶対Aを取らなければいけません!!なぜかというと、現在がけっぷちだからです!!!!!その理由はまた後日にでも。というわけで、安全パイを狙い、新しいトピックに挑戦するのはやめて、イデアスで執筆した論文を拡張させようとしています。そうすれば、少なくとも前提知識があるのでかなり有利なはず!!

ともあれ、昨日は、インドの大気汚染が原因について考えました。1)自動車の低い排気ガス技術、2)低品質なガソリン、3)不十分な公共交通システム、4)激変する人々の移動行動、などがあると書きました。

で、

今日はどの対策をとればいいのかと観点から、以下の論文を読みました。

Kathuria, Vinish. (2002) “Vehicular Pollution Control In Delhi” Transportation Research Part D 7 pp 373-387.

本論文によれば、現在の大気汚染対策では十分な成果を得られていないということです。その原因として、筆者は政府が過度にCommand and Control型の直接規制(注1)に頼りすぎていることと、新車への規制のみで既存車の規制をできていないことを指摘しています。

さらに、ほかの国々が近年、ガソリンの質の改善や大気汚染規制(といった、command & control型の政策=直接規制)から、道路の有料化や公共交通の整備(間接規制)にシフトしてきていることをあげています。こういった政策は、大気汚染の問題だけではなく、渋滞や交通事故といった外部性の問題(注2)も解決しているそうです。

したがって、結論として、間接規制と直接規制を併用し、新車のみならず既存車への対策を講じるべきだとしています。

なるほど・・・。
今回は、批判的考察は行わず、情報収集に徹しました~。

ちなみに、自動車とそれがもたらす社会的な損害について記したもので有名なものは、↓。東京大学名誉教授の宇沢先生ものです。(宇沢先生は日本経済学界の大御所。日本でもっともノーベル経済学賞に近いと言われていたらしい。)
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ちなみに、勉強中の身のため、下の注も含め、厳密性・正確性に欠けるものかもしれないので、間違いに気がづいた方はコメント頂けると幸いです!!

注1:
   直接規制とは、車の排気ガスやガソリンの質の規制をする方法。この方法であれば、政府の規制能力が高いことが期待される。つまり、情報の非対称性が存在するためすべての車やガソリンの質をチェックしなければいけない。情報の非対称性とは、車を製造する人・保有する人、ガソリンを販売する人は、排気ガスの基準やガソリンの質を把握しているが、規制を行う側の政府はその情報を有していないというように、保有する情報に差がある状態のこと。もしもすべての車やガソリンを検査できなければ、モラルハザードが起きる可能性がある。
   間接規制とは、経済的インセンティブを利用して、間接的に問題の解決を図ろうとするもの。たとえば、市街地の道路を有料にすればお金を節約したいという経済的インセンティブが自動車保有者に働き、交通量が減るので、その分大気汚染の量も減るというような規制の仕方である。

参照:
http://kankyoseisaku.up.seesaa.net/image/C2E8A3B1B2F3A1A7C3CFB5E5B4C4B6ADCCE4C2EAA4CEBDF4C2A6CCCC.pdf

注2
http://www.k.u-tokyo.ac.jp/mot/02/slide/02_03_abstract.pdf




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DATE: CATEGORY:Global Health
Health Impact of Global Environmental Changeという授業をとっています。この授業は、IPCCのリーディングオーサーであるJonathan Patz教授が講師です。ゴアと一緒にノーベル平和賞を受賞した方です。

で、その授業のレポートを書かなければいけません。

何をかこうかと考えていたのですが、イデアスでインドの大気汚染の問題について修了論文を書いたので、その論文を発展させようかと思っています。

インド、特に大都市の大気汚染は深刻な問題です。大気汚染は、単に、空気が汚いから良くないという理由からではなく、健康に被害をもたらしているのでより深刻なのです。

今読んでいる論文によると、全世界で1億5千万人いる喘息患者の3分の1はインド人だそうです。絶対数的には多いですが、当然母数となるインドの総人口が10億人ちょっといる(それだけで全世界の人口の6分の1位?)なので、割合としてはそれほど多くないとは思いますが、どちらにしろ人の健康は、割合の問題ではないので、深刻なことには変わりないのです。

大気汚染の原因は、工場や家庭からの排出ガスもありますが、一番大きなものは自動車の排気ガスです。それだけで、デリーの汚染ガスの60-70%を占めていると言われています。

昨年7月に書き上げたイデアスの修了論文では、自動車の排気ガス技術について研究しました。しかし、研究員の方から、「いくら技術が改善されようとも、総台数が増えたら意味ないのでは?」という指摘を受けて、「そりゃそうだ」と思っていました。

そこで、

今回は、さらに自動車の技術やガソリンの品質(含リン量が少ないものなど)の問題だけではなく、総合的に何が原因となっているのか調べてみようかと思っています。

今日は、5本の論文を読んだのですが、原因として挙げられていたもの1つは、交通政策がうまくいっていないというものでした。つまり、都市化が進行している中で、都市内を移動する人は増加しているにも関わらず、その増加した交通需要に対処できずにいるということです。具体的にいえば、交通インフラ自体が整っていないといったことでしょうか。

また、人の行動パターンも変化しています。所得中間層や富裕層の増加によって、自家用車の保有台数も増加し、移動手段が自動車へと変化しています。

そういった、環境の変化(environmental change)がある中で、人の健康を守っていくにはどういった政策をとればいいのか?それが今回のレポートで答えなければいけない問いなのです・・・

続く(インドの大気汚染Part 2)

DATE: CATEGORY:Global Health
国際協力って本当に必要なの?。僕は一般市民の「財政難の中、なぜ日本がODAを外国に供給する必要があるの?」という問いに、自信をもって答えることが今でもできない。

「別にほかの国のこととかどうでもいい」って思うのも自然かも。ただ、困ることもたくさんある(のかも)。今日開催された、Center of Global Healthのセミナー「Globalization and Emerging Infectious Disease」に参加するとその思いが強くなる。

発表者によると、人間の移動が盛んになるに連れて、感染症も伝染しやすくなっているらしい。SARSや鳥インフルエンザが発生したときに、各国入国管理でセンサーを使ったりして、ウィルスの侵入を防ごうとしたけれど、失敗したことは知られている(日本も)。

人間⇔人間の感染も広がっているそうだが、最近は途上国の開発が進んだことで、動物と人間の接触も増え、動物を発生源とする感染症が増加しているらしい。エイズも、確かサルから来たっていうし、アメリカに上陸してしまった西ナイル熱もそうだろう。

以上のような状況を考えると、以下のような論理が成り立ち、国際協力をする必要性の理由になるのかなぁ、と思った。

「先進国は途上国からの人・モノが自国に入ってくるのを防ぐのは、グローバル化が進んでいる中、事実上無理。だから、自国民が感染症にならないようにするには途上国での感染症対策に協力する必要がある。」

論理・自己信念だけで、大衆を説得することは難しいのかもしれないが・・・。

■付録
国際協力についての本(アマゾン)


DATE: CATEGORY:Global Health
朝です。

今日は公衆衛生のテストです。

あと、経済の宿題も提出です。

切羽詰っていた一週間ももうすぐ終わりです。

がんばろー


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DATE: CATEGORY:Global Health
今、来週のテストに向けて勉強しています。

いつも書いていますが、今学期はがけぷっちなので切迫感を持って望んでいます。

どういった授業かというと、Introduction to Environmental Healthという公衆衛生の授業です。人間の健康を環境という視点から見ていくものです。

僕は、開発政策の評価を研究トピックとしてに扱おうと考えています。ある政策によって、人の健康が向上した、平均寿命があがったという観点でみることができないかと思っているわけです。

そこで、公衆衛生とか医学部の授業を受講することになったわけです・・・。

今まで純粋文系だったので、病気の名前とか生物にでてくるような専門用語が出てきてなかなか手ごわい・・・。

でも、正直面白いのです。なぜかというと、今まで僕が勉強してきた「政策」とか「経済」「政治」は、一人の人間に与えるインパクトの面からは「上流」に位置していていたのだけれど、「医学」や「Health」はより一人の人間に近く「下流」に位置しているからです。

政策・政治経済←社会全体を対象にしている

環境・工学←地域とかコミュニティを対象にしている

医学←個人を対象にしている

だから、効果が一人の人間の健康という面で現れてくるのです。やっぱり、一人の人間の健康を促進することが究極目標であれば、やることも明確になってくるのです。

ただ、保健とか医学も政策レベルになると難しいのかもしれない。どの分野の保健対策にどう対応するのか?予算は限られているわけで、どうしても優先順位をつけざるを得ないわけです。

なんて考える前に、勉強せんと・・・



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