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masah

Author:masah
ウィスコンシン大学マディソン校所属。

Motto is "Think locally, Act Globally. Truth is just beside me, not in the world."

「真実は個性の数だけ存在する」

専門商社勤務の際に開発の問題を垣間見て、広島大学大学院国際協力研究科(国際政治学)へ。その後、アジア経済研究所開発スクール(開発学)を経て現在に至る。

以上の経験から、政策・制度という枠組みで、経済学・政治学・法学全てできたら理想と思っている。

なんて理想を掲げ、経済学の素養を身に付けるぞ、と乗り込んだはいいが、文学部卒の門外漢が通用するはずもなく、11月15日現在、凹み気味。

アマゾンに寄稿した書評リスト(本ブログと重複あり)

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DATE: CATEGORY:キャリアデベロップメント
前回の日記では、PhDを選択した理由を書きました。

よく聞くことは、『「将来的にはPhD進学に興味があります」程度なら、今はMaster Program を選択した方がいい』ということです。

僕はそうは思わず、『「将来的にはPhDプログラムに興味がある」のなら、今PhDプログラムを選択した方がいい』と思っています。(アメリカの大学院限定。イギリスは分かりません)

「PhDプログラムを選択したのはなぜですか?パート1パート2」で書いてきた理由に加えて、以下の理由があります。

1)年をとればとるほど学校に戻るのは大変
Masterをとってから一旦働いてまたPhDに進学するのは一長一短かと思います。確かに、一旦働くことで有益な経験ができ、それが勉強の意欲や洞察の深さにもつながると思います。一方で、年をとると学校に戻るのはとても大変です。日本の団体が支給してくれる奨学金は年齢制限があります。また絶対に年を取ると、勉強する体力や記憶力など落ちて来ます。これは間違いない。自分よりもPhDプログラムの仲間の方が若くて覚えがいい、なんてことがあります。

2)また振り出しに戻らないといけない
アメリカの大学院の場合、たとえMasterを修了していてもその単位がカウントされてPhDが短くなることは殆どありません。PhDに入学した際には、またコースワークから始まるわけです。Master 2年+PhD4-5年が必要なわけです。それならば、最初からPhDに進んでいたほうが時間の節約になるかと思います。
*ただしイギリスのシステムでは異なるはずです。

結局、PhDを将来的に視野に入れているのであれば今から進学するのもいいのではないかと思うのです。

ただ、よくないこともたくさんあります。

1)難しい
PhDプログラムのコースワークは、Masterのそれよりも難しい。Masterなしでいきなり、PhDから始めるのはリスクがあるかもしれません。ただ、僕もほとんど経済学やこう周囲衛生を学んだ経験がない中、PhDレベルの授業をとっていますが、なんとかなるとも思いますが・・・

2)学校や先生が合わないかもしれない。
直接PhDに進んでしまって、その時にそのプログラムや先生、専攻が自分にあわないと入学後に判明することもあるかもしれません。そうなると悲劇です。転校も簡単ではないので、4-5年もその場所で過ごすのは苦痛になるでしょう。だから、とりあえずMasterの2年間で、どの専攻が好きなのか、どの学校が優れたプログラムを提供しているのか、などを把握した上で、PhDに進学すると、入学後のミスマッチは少ないと思います。若干今でも僕はウィスコンシンのうちのプログラムでよかったのだろうか、と迷うことがある・・・

3)「学問」しか学べない
PhD課程(アカデミックスクール)は、「学問」をします。一方、(人から聞くところによると)ビジネススクールや公共政策大学院といったプロフェッショナルスクールは、グループワークやプレゼンがあったり、実務に直結したことを学びます。実は、この差は留学前に抱いていたよりもかなり大きい。だから、学術的なことよりも実践に興味がある人、実務的なスキル向上をしたい人には、PhDは全く向いていません。一人で本を読んで、授業に出て、ペーパーを書く毎日です。もちろん時には、仲間と勉強しますが・・・

4)経験をつめない
このリスクが一番大きいです。つまり勉強ばっかりやっていると、開発の現場で何が起きているのかわからないし、机上の空論になりがち。さらに、「開発問題をなんとかしたい!」というモチベーションもどんどん落ちてくる可能性があります。PhDで勉強している間に、ほかの人は着実に職務経験を重ねて、洞察力を深めていることを考えると、どんでもないリスクがPhDという道を選んだ人にはありますね失笑。

まとめると、リスクをとるのが好きではない人、ビジネスや政策立案、公衆衛生、教育(実務より)といったプロフェッショナルスクールで教えられていることに興味があるひとは、PhDには応募しないほうがいいと思います。

逆に、ビジネススクールや公共政策大学院(DukeのIIPD,Columbia SIPA, Harvard Kennedy School, Johns HopkinsのSAIS, GeorgetownのMSFS)、パブリックヘルス、教育大学院でバリバリスキル+実務力を磨きたいのではなく、開発のイシュー(環境や教育)やディスプリン(開発経済学や教育学、社会学)に興味があるのであれば、直接PhDに進学することを考えてみてはどうですか?という提案でした。

それは下の本にも書かれている↓(アマゾンで詳細が見れます)
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もちろんこの提案は、自分がIDEASから直接PhDに進学していることから、この記事を読む人は、僕がPhDのいいところを語ってくれるだろうと、期待していると思いそうしています。要するに、偏見にみちた提案であることは間違いないです笑。

ちなみにプロフェッショナルスクールのMAの人が、PhDに進むときは大変かもしれません(僕がそうだった)・・・

*本記事は、IDEASへの報告書のたたき台です。
DATE: CATEGORY:キャリアデベロップメント
前回の続編です。
前回はこちら

PhDに進学した理由を書いています。

5.MAをもらえる
PhDを選ばない理由として、「3-5年とか長すぎる」ということをあげる人がいます。確かにアメリカの場合、コースワークをする2年間はキャンパスにいることが必須です。しかし、(少なくともウィスコンシン大学の場合)、博士論文を書く段階になって、働きながら博士論文を書いている人、一旦2-3年働いてまたキャンパスに戻ってくる人など、多様です。

さらに、コースワークを終えるころ2年目で修士号をもらえるプログラムが多いです。ということは、(あってはならないのですが)PhDを取ることができずに途中で挫折した人でも、修士号を持っているわけです。それならば、将来的に博士号を考えている人は、思い切ってPhDのプログラムに入ってみるというのも手だと思います。

6.奨学金がもらえる
アメリカの大学院の場合、Masterプログラムで奨学金をもらえることはほとんどありません。一方、PhDの場合はかなりの確率で奨学金をもらえます(もちろん資金が潤沢ではない大学や学部だと厳しい)。世界銀行の奨学金も、PhDプログラムに有利になっています。

以上の理由で、PhDを最終的に選択しましたし、今でもそう思います。
DATE: CATEGORY:キャリアデベロップメント
PhDに進学したのはどうしてですか?

今冬に日本に帰国したときにIDEASを訪問したのだけれど、その時によく聞かれた質問です。

正直、選択肢としてなぜか全て持っていたのだけれど、Masterか、はたまた就職か、PhDか迷いました。

が、結局PhDを選ぶことに。

2週間ほど悩みました。その間に、親、パートナー、友達、先生などたくさんの人から意見をもらって決めました。

理由は下みたいな感じかな。。。

1.「そもそも勉強したい」と思った
広大、IDEASと、国際政治や開発、そして経済を勉強してきました。しかし、勉強すればするほど、分からなくなってきたわけです。国が経済発展をするためにはどうすればいいのか、人々が幸せになるためにはどうしたらいいのか?その答えを追求したいと思ったからです。

2.「PhDがほしい」と思った
セミナーに出席した際に、PhDを持っている人の意見を聞くと納得することが多かったし、なぜか「かっこいい」というような憧れを持ったからです。特に、学部や大学院、研究所で常に海外の博士課程に進学した先生方に御世話になってきたという経験も大いに影響しているように思います。

3.差別化のため
国際開発の世界は、Masterがないと就職が難しいといわれています。それは特に、財団やNGO,国際機関について当てはまるわけです(JICAやJBICは学部の新卒も多く採用している)。

そうなると、就職するとみんなMasterを持っているわけで、その際に他人と自分をどう差別化していくのかということを考えました。その際に、1)職歴、2)学歴、3)資格、で差別化していくしかないと思いました。

僕は職歴はありますが、国際開発に関連した職歴ではないので、「働いたことがあります」程度のものでしかないわけです。

そうすると、自分が今までやってきて、特にIDEASの同期と比べたときに差別化できるものはなんだろうと考えると、学を積んできたってことくらいしかなかったわけです。だから、とことんやってPhDを取ろうと思ったわけです。

4.将来は日本を拠点に働きたいから
「国際」と名が付く仕事をやりたい、と思って生きて来ました(かなり浅はか)。だから、一度就職したときもそんな仕事をできる会社に入社しました。今も、海外に行ける仕事がいいなと漠然としたイメージが根底にあります。

しかし、やがて親は老いて、自分もバリバリ海外で働く、もしくは海外出張することが大変になってくるかもしれない。また、家族を持つと日本で過ごすことも必要となってくるかもしれない。

そうすると、「日本に帰えろう」、「日本を拠点に仕事をしよう」と思うようになると思います。また、単純に祖国や故郷福岡に貢献したいという思いもあります。

開発・公共政策分野でInfluentialな仕事をするとなると、大学や研究機関やOxfamなどの国際NGOが志望先になりそうでした。もちろん、JICAや外務省という就職口もあるのですが、JICAは調整が中心で自分の愛称と合うか不安でしたし、また外務省もローテーションで開発の仕事を続けられるとは限らないと思ったわけです。

というわけで、10年後を考えて、「今は海外で修行するときだな」と思い選択しました。

と、書き始めると眠くなってきたので続きはまた書きます。ちなみにこれは、IDEAへ提出する報告書のたたき台になりそうです笑
DATE: CATEGORY:キャリアデベロップメント
久しぶりにブログ経由で質問が来ました。(大学生)

主に質問は、
1)将来は国際協力の仕事に就きたいのですが、そのためには、どこでインターンしたらいいのでしょうか?

2)大学卒業した時に、どういう関係の会社に行ったら開発関係のお仕事に有利となる経験になるのでしょうか??

というわけで、以下のように返信しました。皆さんキャリアについては悩むものですよね。以下の意見は、個人的な偏見もかなりあると思うので皆さんのご意見を頂きたい!


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○○様

ブログを拝見していただきありがとうございます。

さて、早速ですが国際協力のインターンをどこでしたらいいかというご質問ですが、現在は大学生とのことですので、NGOがいいのではないかと思います。

国際協力といいましても、様々な職種があります。広報担当であれば、マスコミがいいかと思いますし、財務担当であれば会計事務所がいいかと思います。国際協力全般に興味があるのであれば、途上国のNGOでインターンするのが実情が分かっていいかと思います。

例えば、日本に本拠地のあるNGOで、学生を途上国に派遣している団体はたくさんあるかと思います。情報収集には以下のメルマガが便利だと思います。http://archive.mag2.com/0000023365/index.html

また、海外の企業やNGOと提携しているAISEC(アイセック)という団体もいいかと思います。丁度、今回一時帰国した際には、大学生の友人がアイセックを利用してアフリカにインターンを5ヶ月ほどしにいくと言っており、僕も刺激を受けていたところです。

また、就職に関してですが、インターンのときと同様でご自分がどのような職種・分野の国際協力に携わりたいかによるかと思います。

保健衛生がよければ、製薬会社や病院かとと思いますし、教育に携わりたいのであれば、公務員や教員がいいのではないでしょうか?また、分権化に携わりたいのであれば、地方公務員もいいかと思います。就職すれば絶対大丈夫という会社や職種はないかと思います。コンサル、銀行、商社等であれば、全般的に経験も必ず生きてくると思います。

個人的には、外資系コンサル、投資系銀行はいいかと思います。

また気軽に連絡ください。
DATE: CATEGORY:キャリアデベロップメント
がんばろう。

そう、それしかない。やれば結果は返ってくるはずだ。成果が出るまでやるしかない。


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